映画「オットーという男」感想

先日アマプラで「オットーという男」を鑑賞。

 

【あらすじhttps://eiga.com/movie/98685/

町の嫌われ者でいつもご機嫌斜めなオットー。曲がったことが許せない彼は、近所を毎日パトロールしてはルールを守らない人に説教を垂れ、挨拶をされても仏頂面で、野良猫には八つ当たりをするなど、面倒で近寄り難い存在だった。しかし、そんなオットーも人知れず孤独を抱えている。最愛の妻に先立たれ、仕事も失った彼は、自らの人生を終わらせようとしていた。ところが、向かいの家に越してきた陽気な女性マリソルとその家族が、なにかと邪魔をして、死のうと思っても死ぬことができない。しかし、そんな迷惑なはずの一家の出現が、彼の人生を変えてくことになる。

 

【感想】

頑固で口うるさいオットー。そんな彼の心が雪解けのように周りの人々の力で変わっていく姿が丁寧に描かれています。オットーに話しかけ続けるマリソルとジミーのメンタルの強さに感謝…。ぶっきらぼうなオットーですが、彼の周りに人が集まるのは実は根は優しい性格を周囲の人々が感じ取っていたからかも。

子どもと動物は特にそこのところ敏感そうですね。

そんなオットーはこんな性格になったのか、少しずつ明かされるオットーの過去に心が揺さぶられます。奥さんとの恋愛シーンは「うらやましい!」と叫んでしまうほど素敵。それだけに、その後に起きる悲劇との落差が辛い…。

都会に住んでいると難しいと思うけど、地域を家族として支えあう関係って素敵だなと思いました。他人に心を開くのって躊躇するけど、生きていくうえで必要なことなのかも。

あと、猫ちゃんがものすごーく可愛い。演技うますぎてびっくり。

最後、完全に「じいじ」と化したオットーとマリソル一家との関係にめちゃくちゃ癒されました。

 

【看護のエンタメサイト | ナースのHAPPYLAB】

【池袋の賃貸事務所・賃貸店舗】