BLACK MIRROR シーズン6「デーモン79」感想※ネタバレあり

今日はNETFLIXで配信中の「BLACK MIRROR」シーズン6 第5話の「デーモン79」の感想を書いていきます!

今回のエピソードが今シーズンの最終話です。

 

【あらすじ】

時は1979年のイギリス。

デパートで靴の販売員として働くニダ。

いびってくる同僚やその同僚に対して贔屓をする上司など、

周りの人間は嫌な人間ばかり…。

そんな日々を送っていたところ、ある日デパートの地下室で文字の入った木片を発見する。うっかり怪我をしてしまい、その木片に血を付けると…

なんと、悪魔が現れた。

ニダの好きなアーティストの姿に変身した悪魔はニダに、「3日間で毎日1人殺せ、でないと世界が核戦争で滅ぶ」という。

果たしてニダの下す決断とは…。

 

【感想】

面白かったです!終始漂う陰鬱な雰囲気が主人公ニダの孤独を際立たせていました。

終わり方はメリー・バッドエンドって感じでした。

客観的に観れば不幸な結末ですが本人たちからすれば幸福、みたいな…。

 

ニダは罪悪感に駆られながら2日目まで手を下しますが、最終日の3日目になって警察の説得もあり殺人を諦めます。

警察署にて取り調べを受けるニダ。その間にいよいよ時計は0時を回ります…。

 

しばらくして緊急事態を知らせるサイレンが鳴り響きます。

なんと、悪魔が言った核戦争が起こるということは本当だったのです。

 

ニダを虐めた同僚も、ニダを助けると言った警察もすべてが炎に包まれていきます…。

 

悪魔はニダの誘惑に失敗したことで永遠の忘却に追放となるのですが

ニダに「俺と一緒に来ないか?」と声をかけ、ニダは悪魔の手を取るのでした。

ここで物語は終わりです。

 

視聴者は悪魔はニダの幻覚では?と思いながら

観るのですが、まさか本物だったのでは!って感じでしたがそれが救いでした。

 

もし無事に三人殺人を成功させて戦争が起こらなかったとして、

ニダは次の日からも同僚に虐められて、ひょっとしたら警察に逮捕されて

精神異常を疑われていたことでしょう。

 

そういった意味でこの話はある意味ハッピーエンドと言えるでしょう。

 

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